京都では、38度となりました。
洗濯物はからりと乾きますね。
冬生まれの私は、冬が待ち遠しいです。
腸内細菌の善玉菌と悪玉菌のベストな比率は、78対22です。
善玉菌だけになってしまうと、良さそうに思いますよね。
そうなると、やっつける相手が無くなってしまい、腸壁を傷つけ出します。
地球の海と陸の比率は、78対22です。
このように、100対1よりも、78対22の方が、バランスとして良いようです。
自然界の中では、78対22の比率がいちばんバランスが良いとされています。
仕事では、書類、お金のことなどでは、ミスはない方が良いですが、
仕事上でも、人間関係には余裕を見た方が良好になります。
仕事では、もちろんミスはしない方が良いですが、
普段の日常生活ではいかかでしょうか。
様々なことに少し余裕を持たせておく事がとても大切になります。
程よさ、ほどほどという言葉もあります。
皆さん、今、日々の生活の中で、どう感じておられますか。
私が学生の頃は、もう少し全てがゆったりとしていたように感じています。
シンガポールでは、ガムを路上に捨てたなら、警察につかまってしまうことを聞いた時、
とても驚いたことを覚えています。
私が通っていた頃の大学は、ざわめきがあり何となく雑多な感じがしていて、クラブやサークルの部屋もなんとなく汚かったように思います。
それが、とても落ち着き、人の匂いがして、安心感がありました。
校内を自転車で走っていましたが、今はたくさんの警備員さんが見張っていて、自転車は降りて押して移動です。
校内もとても整備されています。
その方が正しく清潔なのですが、なんとなく落ち着きません。
人はたくさんいるし、スマホなどで頻繁に連絡もできるのですが、人と距離があるように思います。
20歳の時、祖母を長野の善光寺に連れていくことになりました。
当時は、旅行といえば、旅行会社に相談に行きました。
今も覚えているのですが、カウンターのとても可愛らしい店員さんが、
とても親身に話を聞いてくださり、宿も吟味して、ここがおすすめですよ。と、ひとつずつ説明してくださいました。
思い出に残るとても楽しい旅行になりました。
そして、東京にいる時、祖母と母に京都の南座の歌舞伎のチケットを取り、プレゼントしようと思いました。
直接、南座に電話し相談したところ、私の事情を丁寧に聞いてくださり、祖母の身体の様子なども考慮して、
南座の電話を取ってくださった方は、とても良い席を取ってくださいました。
入金やチケットの送付方法も、考えてくださいました。
南座での歌舞伎の観劇は、今も、母のとても良い思い出になっているようです。
今は、ネットで全てが便利になっています。
トラブルもなく、スムースでリーズナブルです。
それはそれでとても良いのです。
京都の町屋には、様々な余裕の空間があります。
床の間。違い棚。
欄間(らんま)。
中庭。縁側。土間。
渡り廊下など。
家のこんな空間が、実は毎日の生活の中で、人にとても安心感を与えています。
特に必要なものではありません。
今の家の床の間の障子の上に、木を掘った細工があります。
鳳凰が彫ってあります。
ライトが当たると、廊下の壁に、鳳凰の影絵が写ります。
とても素敵な細工だと思いませんか。
きりきりとした完璧主義や管理社会から、少し日々に余裕を持たせてみませんか。