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  1. ブログ ほほえみの扉  Luce(ルーチェ)武藤浩代
  2. 感覚、心
  3. 父なる天、母なる地の間(はざま)にあるもの。
 

父なる天、母なる地の間(はざま)にあるもの。

父なる天、母なる地の間(はざま)にあるもの。
少しずつ人が増えてきました。
住宅街は、静寂で人の気配はあまりせず、今までに聴いたことのない鳥の声が響きます。
鳥達が増えてきて、穏やかな気配です。

昨年までは、街に空間がなく、息つく間がない時でした。
どこから人がやってくるのかと思うぐらいの人混みと、様々な国の言葉が飛び交い、ゴロゴロとスーツケースを運ぶ音が頻繁に聴こえていました。

今は、様々なところに空間があります。

人には、いろんな空間、、スペース、つまり余裕が必要です。
家、学校、職場、それ以外にもぼんやりしたようなゆったりとした様々な空間が必要で、その余裕があるからこそ、一息つき落ち着き、心のスペースができるのです。
空き地、神社、お寺など、気軽に尋ねらる家やお店などが、あちらこちらにありました。
雑草がはえ、そこで、様々な遊びを工夫して日が暮れるまで遊ぶ。
虫や鳥、猫や犬などが網目のように、共にいました。
家の前の椅子での夕涼み。
八百屋さんや魚屋さん、雑貨屋さん。
駄菓子屋、文房具屋さん。
それが、街の空間で余裕で、たくさんの人たちにスペースをもたらしていました。

実は、その空間が、天と地のはざまで空間なのです。

京都の町屋には、至る所にそんな空間と細工がしてあります。
分かりやすい所では、床の間、天窓、中庭、土間です。

中庭は、夏の夜になると、渡り廊下を通って離れたトイレに行くことが怖くて、走ります。
何となく幽霊が出るような感じが漂うからです。

井戸からは、何か出てきそうです。
そんな時に、猫でも現れようものなら、ドキ!とします。

実は、そんなことが、たくさんのスペースを空間だけでなく作っていたのです。

いろんなものが存在していいのだと、
人の身体や心にスペースができていて、排除することなく、様々な人たちが存在できたのです。

区別も曖昧でした。
今は、全てが明確で、スペースが減ってきています。

今、この時、もう一度、スペースを空間を作ってみることが大切だと実感できる時です。

今、マンションでは、ロフトが流行っていますね。
階段のちょっとしたスペースなども。

実は、そんな仕掛けが、人は精神的にも身体的にも、ほっとするのです。
広さがなくても、実は、自分の想像の中でもできます。

自分の身体を感じ、そして、自分の心を感じ、自分の身体から自分の意識をどんどん拡大させていってみてください。
大きく大きく。
狭い、有限な自分が無限に広がる感覚になっていきます。

Luce(ルーチェ)

ほほえみの扉を開き、自由に無限に日々を過ごしましょう!

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