しとしと雨で、少し肌寒い日です。
様々なところで鳥たちが鳴き、立体的に聴こえてきます。
紫陽花の花も咲き始めています。
白、青、ピンク。
光は、全ての光が輝くと透明に近い白となり、いちばん明るく輝きます。
光の三原則でもご存知だと思います。
単色での白よりも、全ての光が輝いた時、いちばん明るいです。
介護の仕事をしていていた時、終末ケアを在宅で過ごされる方がおられます。
その方たちは、色のついた光から、ゆっくりと透明になっていかれます。
だんだん、食べ物や水分も取られなくなってきます。
身体の中をきれいにしていくことでしょうか。
眠りが長くなり、時に呼吸も止まります。
透明になっていくことが良いのかどうなのかわかりません。
静けさを感じます。
いろんなことが浄化され、現世から去るのでしょうか。
生きていて、身体もあり普通に話し食べる。
そんな人間として生きながら、透明な光を感じる方たちもいます。
透明に生きるのは、どうしたらいいのでしょうか。
自我(エゴ)を超え、感情をこえ、身体をクリアにして生きる。
マインドを超えていく。
生きていくために、自分のやりたいことをしていくこともいいでしょう。
でも、自分の深きから湧き出るもの、その道のために生きることを極めていく。
最初はいろんなことが目の前に現れてくるでしょう。
逃げるのではなく、対自していくことを続けた時、何かの導きが出てきます。