人が少しずつ動き出し、空気にも変化が出てきています。
風に、人工的な感覚を感じ、身体が自然に反応します。
身体はとても素直。
その身体を感じながら、生きることが大切な時代がきたように思っています。
company
どんな意味でしょうか。
① 仲間 ② 来客 ③ 交わり、交際 ④ 同席 ⑤ 一行、一団 ⑥ 会社
こんな意味があります。私たちは「company」と聞くと、「会社」と、瞬時に思い浮かべるのではないでしょうか。
では、companyの語源はどうでしょうか。
ラテン語で「com(共に)」と「panis(パンを食べる)」の合成語に、仲間を現す「ーy」 がついた語で、「一緒にパンを食べる仲間」
という意味です。
一緒に食事をする。同じ釜の飯を食う。
という感じでしょうか。
日本では、昔の商売の世界では、こんな感じだったはずです。
働く人たちは、家族と同じ。
大きな会社も。
社員だけではなく、家族を含めて世話をみていく。
以前、代々続く、お医者様の奥様とお話ししたことがあります。
たくさんの学校を出た女の子を預かり、家の家事炊事、そして、病院の仕事も手伝わせながら、
看護学校に通わせ、全員、看護師に育て上げ、ある程度、一人前の看護師になったなら、いろんな所へ就職の手続きをされたそうです。
その女の子達の地元の病院などへ。
地元に帰れない女の子は、うちからお嫁に出しました。
そんなお話をお聞きしました。
主婦としての仕事、医療の看護師の仕事を両方できるように育て、その地元にも貢献できるようにと。
そんなおうちの病院の仕事、妻、母、嫁の役目を果たし、
義父、義母の終末ケアもご自宅で、みんなと一緒にされていたようです。
まさに、スーパーウーマンで、素晴らしい方で、
お話が今も、心に残っています。
私は、こんなパワーはとてもありませんし、とても真似できませんが、
争いや闘いがなくなり、いろんなものや人、たくさんの生命と、そして国と、共存、共栄できることが目的で夢です。
全てを光の世界に変えることはできません。
光があると必ず、影ができます。
太陽の強い陽射しだけで、影がないと辛いものです。
人により、国により、価値観、常識、感じ方、好みも同じではありませんから、
いろんなものが網目のようにあって、この世界は成り立っています。
明確、正しいと排除やクリーン化するのではなく、どんなものでも生きる世界を作っていけたならと思っています。
それは、受容の世界と異界の世界です。
飲み屋街や商店街、路地裏、雑草だらけの空き地。
優等生に乱暴者、平凡な生徒、様々な個性の生徒達や変わった先生。
そんなすき間、空間が、実は共存の秘訣です。