大きなアザミが次々と咲き出しました。近寄ると、チクとトゲが痛いです。
陽射しが強く、朝夕、植木の水やりをしています。
夕方には、土がカラカラで、何だか植木たちが、
水くださ〜い!と、言っているのが聞こえてきそうなくらいです。
ホームページを見て、様々な営業の連絡が入ります。
今の時期、女子起業の方には多いのではないでしょうか。
集客したい気持ちに、そんな営業からの連絡が入りますね。
共同出版、広告、SNS対策などの連絡です。
有名雑誌に掲載される広告、有名企業の企画など。
一瞬、ドキリとして、嬉しくなったりしますよね。
自分が、何を目的に起業を始めたか。
どんな方に来ていただきたいのか。
起業する前に、よくよく考えられたと思います。
そこがしっかりと、自分の中で確立されているかが大切。
そこの軸で決断すれば間違いは
ないと思います。
様々な連絡を拝見していると、少しため息。
経済の流通は、基本、人の不安、恐怖心、弱みで広告されます。
CMを見ていると、理解できますね。
そこで、自分は本当はどうしたいのか。
と、一度、立ち止まり、内省します。
縄文時代、争いはまずなかったそうです。
自然からの恵みと集落の共同体、自然や周りの全てと共生し生きていました。
贈与で生きていいた時です。
ハワイのある部族では、お腹が減れば、海から魚介類、樹々からはバナナやヤシの実が周りにあります。
時間はなく、自分の感覚で全て動く。
集落では、夜になると、皆でご飯を食べる。
日々、こんな感じで過ごすことができるそうです。
共同体と贈与の生活です。
その部族に入ることは、簡単ではありませんが、その集団の中では人と人との境目がほとんどありません。
ひとつの家族で閉ざされているのではなく、部族の村のでの集団では境目なく曖昧で自由です。
今の日本では、こんな生活は不可能に近いですね。
では、どうしたら贈与の関係が築けるのでしょうか。
何かボランティアをしないと、仕事で結果を出さないと、周りの人たちに親切にしないとetc・・・
そんな特別なことや〜しなければは、しんどくなります。
今、自分がいる環境の中で、力を抜いて、隣にいる人に楽しく話したり挨拶をする、
そんな何気ないことで良いのではないでしょうか。
家族に、おはよう!ありがとう!の挨拶。
電車で、必要な方に席を譲る。
特別なことではなく、今の自分の周りへの簡単な贈与で良いと思うのです。